【カナダワーホリ】【漁業】海上自衛官からカナダの漁師へ。スティーブストンで掴んだ、世界に通じる漁師への道(Shingo.T)
2026.06.02
【カナダワーホリ】海上自衛官からカナダの漁師へ。スティーブストンで掴んだ、世界に通じる漁師への道(Shingo.T)
Shingo.T
出身:高知県
年齢:27歳
【職場:漁業(スティーブストン)】
【職種:Deckhand】

「海の男として、確実にレベルアップできた1年になった」
元海上自衛官、世界に通じる漁師を目指してカナダへ
海上自衛官を退職後、将来的に実家の家業を継ぎ、自分の船を持ちたいという思いがありました。
しかし、ただの田舎の漁師で終わるのではなく、世界でも通用する漁師になりたいと思い、姉が利用していたちびかなだというエージェントを通じてカナダへ渡航。英語を学びながら漁師としての経験を積むことを決意しました。
漁業が盛んな場所へ直接足を運び、自分の力でチャンスを掴むしかないと思い、スティーブストンで現在の職場を見つけました。

トラップ修理から始まった仕事。日本と全く異なる漁業のルール
最初はシーズンオフだったため、トラップ(カニやエビを捕る罠)の修理業から仕事が始まりました。
古い倉庫から新しい倉庫に道具を移し替えるタイミングでもあり、様々なことを学びながら一つ一つの仕事を覚えていきました。
本来であればボタンエビ漁からスタートする予定でしたが、カナダ特有のネイティブカナディアンによるライセンス制度の関係で枠が埋まってしまい、代わりにカニ漁からのスタートとなりました。
漁業権のほかに複数のライセンス制度が存在し、水産資源の保護や政府の取り組みなど、日本とは全く異なるルールの中で働くことができたのは非常に貴重な経験でした。

解禁日の緊張感。想像を超えるカニ漁の過酷さ
カニ漁は「過酷」と聞いていましたが、実際は想像を超えるハードさでした。
解禁日の3日前に漁場へ向かい、船を錨で固定しての泊まり込み準備。作業の合間には船上料理をしたり、仲間とビールを飲んだりと楽しい時間もありました。
そして6月15日午前8時、アメリカとカナダのボーダーライン付近で他の船と競い合いながら一斉にトラップを投入。次のポイントへすぐに移動し、再び罠を投げ入れるという緊張感あふれる1日が始まりました。
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毎朝3時起き、腱鞘炎、体重10キロ減。それでも鍛えられた体と心
それ以降は毎朝3時に起きて漁に出る日々。最初の1ヶ月は100個のトラップを扱い、翌月にはさらに100個追加され、合計200個のトラップを扱うことになりました。
拾い上げ、積み、投げ入れ、そしてベイトのカット作業では腱鞘炎になり、痛み止めを飲みながらの作業が続きました。シーズン初期は慣れない環境と厳しい仕事に何度も叱られ、体重も10キロ減りました。
しかしその経験を通して、体も心も驚くほど鍛えられました。今では仕事にも余裕が生まれ、キャプテンからの信頼も得られるようになりました。
仕事の厳しさは変わりませんが、海の男として確実にレベルアップできた1年になったと胸を張って言えます。









