【留学後何してる？あの人は今・・。】
Miko Makino
出身：鳥取
ビザ：WH→Student→Student＋Coop
【航空会社/CA】
「夢の航空会社からの内定」
「クラスメイトで全員お互い助け合いながら学習していました」
私はバンクーバーのカレッジで学んだ知識と経験を活かし、とても有難いことに2つの日系航空会社の客室乗務員として内定をいただきました！
そこで、私のカナダ留学から内定に至るまでの経歴について少し紹介させていただきます。
2021年1月、コロナ禍ではありましたがワーキングホリデービザでカナダにする事ができました。初めは飲食店のアルバイトでの接客と2ヶ月通った語学学校で英語力を上げることに専念しました。2021年9月から、みささんが紹介してくださったカレッジの”Flight Attendant Diploma”という3か月のコースに入学しました。教室の中には実際に使われていた飛行機の一部の模型が設置されており、学校が用意してくださるスーツやスカーフを着用して授業を受けます。機内では必要な道具などを利用して機内サービス、安全デモ、機内アナウンスを実践したり、火災、ハイジャック、緊急着陸など状況に応じた緊急避難訓練をクラスメイトとペアになって全員の前で実践したりしました。特に避難訓練は緊迫した雰囲気で行われ、声が小さかったり避難の順序を覚えていない際には先生にご指摘をいただきました。私はクラスの中で一番英語が出来ておらず、先生の指示を聞き取れなかったり、避難訓練のフレーズをなかなか覚えられなかったこともあり落ち込んでしまうこともありました。しかしカナダ人やフィリピン人のクラスメイト達が授業の要点をまとめたノートを見せてくれたり、授業の合間の休憩時間や授業後に私のために特訓をしてくれたりしたことでなんとか授業についていくことが出来ました。自分から心を開いて人と関わることってとても大切なんだな、と実感しました。
機内での授業だけではなく、座学もありました。座学では航空用語や飛行機が飛ぶ仕組みを学んだり、気流や気圧と起こりうる現象やその際のお客様への対応の仕方について学びました。中でも一番難しかったのは9種類ほどある旅客機それぞれの座席数、緊急避難用具の場所などを覚える授業でした。テストに向けて必死に勉強したため、覚えています。。笑
また、エアラインの履歴書に有利な資格も複数取得しました。サービス介助士、赤十字救急救命法などです。3か月という短いコースの中で多大な量のことを学ばなければならなかった為、クラスメイトで全員お互い助け合いながら学習していました。そのためクラスメイト同士大変仲がよく、授業後は毎日のようにカフェに行ったりダウンタウンを散歩したりしており、今でも連絡を取り合っているような関係です。仲間に内定の連絡をした際にも、自分のことのように喜んでくれてとても嬉しかったです！
3か月のコースが終わり一時帰国した後、2022年3月から同じカレッジの”Travel and Tourism Business Management with Co-op” というコースに入学しました。このコースは2年制で、初めの1年は学校で座学、2年目は自分の選んだ場所でのコープをするというものです。1年目の座学では観光業の専門的な知識やビジネスマナー、ホスピタリティーについて学びました。
観光の授業では世界の国から自分で選んだ場所の文化や観光地、食べ物について1人で30分ほどプレゼンテーションする授業や、空港などで使われている予約システムについて学ぶ授業などを受けました。2~3週間ほどで単元が変わるのですが、どの授業も初めて学ぶことばかりで、とても良い刺激を受けましたし、たくさんのことを学ぶ事ができ楽しかったです。またこのコースでは毎月フィールドトリップ（課外活動）があり、クラス全員で観光バスに乗ってバンクーバーを回ったり、バンクーバーダウンタウンウォーキングツアーをしてクラスメイト1人ひとりが有名な観光スポットについて紹介したり、グランビルアイランドに行ったりしたのもとても思い出に残っています。
ビジネスマナーの授業では、英文の履歴書を作成してそれを基に先生と1対1で面接練習をしたり、英語でのビジネスメールの作成をしたり、ワードやエクセルなどの基礎知識を身につけました。難しい内容の授業でビジネス英語も多くとても苦労しましたが、自分の英語力を伸ばすとても良いきっかけになりました。
ホスピタリティーの授業ではホテルでのベッドメイキングのやり方や、接客のプロフェッショナルな英語について学びました。また、お客様のクレーム対応を、5つ星ホテルを研究して実践する等も挑戦しました。とても短い期間でしたが、長年ホテル業界で働いていらっしゃったベテランの先生が丁寧に教えてくださり、今後航空業界で働くにあたり必ず活かす事ができる知識を習得できたなと感じております。
2年目のコープは自分のやりたい事や学びたいことを考えた結果、現在働いている飲食店での仕事をコープとして継続することを決意しました。理由は、客室乗務員になるために忙しい環境でも丁寧なサービスをできるようになりたいと思った事と、レストランは多くのクルーズ船が発着する港の近くにある為、今まで学んだ観光についての知識を活かして観光でバンクーバーを訪れていらっしゃるお客様のお役に立つことができるかもしれないと思ったからです。また、日本で就職活動をするため3か月一時帰国しなければならなかったのですが、それを快く受け入れてくださったコープ先の店長や仲間たちと一緒に帰国まで働きたいと思ったことも大きな理由の1つです。
コープではサーバーとして実際観光のクラスで学んだことを活かしてお客様にも満足していただいているなと実感しております！！
以上が私の経歴となります。やはり言語の壁があり大変な思いも多くしましたが、全てがよかったなと今実感しております。留学前500点しかなかったTOEICも、845点まで上げることが出来ました。カナダ留学で挑戦した全てが、今の自分に活きていると思います。
入国前から温かくサポートしてくださり、学校の紹介をしてくださり、相談に乗ってくださって、ずっと優しくお母さんのように見守ってくださったちびかなだとミサさんには、感謝してもしきれません。
特にミサさんなしでは夢の航空会社からの内定は叶わなかったと思います。
ちびの皆さん、ミサさん、ありがとう！！！！
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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